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お歳暮にお返しは必要?金額の相場や相応しい品物とは

マナー
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年末を締めくくる行事のひとつにお歳暮がありますね。

お歳暮は、1年間お世話になった方に対して感謝の気持ちをこめて贈る品物です。

お稽古の先生や会社の上司、結婚式でお世話になった仲人などに贈ることが多いですが、自分は贈る予定がなかった相手からお歳暮が贈られてきた場合、どうするべきか悩みますよね。

お返しは必要なのか、お返しをする場合、いくらくらいの品物を贈れば良いのか迷ってしまうのではないでしょうか。

ということで、今回は、お歳暮のお返しについてまとめました。

お歳暮のお返しに悩んでいる方は参考にしてくださいね。

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お歳暮にお返しは必要?

お歳暮はお世話になった方に感謝の気持ちを表す贈り物です。

そのため、自分がお世話になった相手以外からお歳暮の贈り物が届いても、お返しをする必要はありません

相手の方はあなたに対して感謝の気持ちをこめて贈っているので、お歳暮の品物が届いたらありがたく受け取るようにします。

通常、お歳暮を贈る相手はお世話になった目上の方に対して送るため、日頃お世話をしている会社の後輩から届くこともあるかもしれませんし、会社や工務店などを利用した場合に相手側から「利用してくれてありがとう」という感謝の気持ちでお歳暮が贈られて来ることがあります。

このように昔と比べてお歳暮を贈る相手が広範囲になってきているので、受け取った相手にお返しをする必要はありません。

ただし、お歳暮が届いた場合は、お礼を忘れずにしましょう。
お歳暮をいただいた場合、お礼状を書くのが一般的なマナーですが、最近では電話で済ませてしまうことも多いようですね。
メールやLINEなどは失礼にあたるので、避けておいた方が無難です。

会社の上司など目上の方からお歳暮が届いた場合でもお返しをする必要はないのですが、もちろんお返しをしても問題ありません。
目上の方から頂いた場合は、お返しをした方が気分的にもすっきりしますよね。

お返しをする期間がお歳暮の時期(12月上旬~12月31日)ならお歳暮として贈ることができますが、一般的にはお返しも12月20日~12月25日頃までに届くように贈るのが良いとされています。

年末は、師走で相手もお正月の準備で忙しいので、お歳暮の時期がギリギリなら年明けに贈るようにします。

元旦から1月7日までの間なら「お年賀」や「新年の挨拶」として、1月8日~2月4日(立春)なら「寒中お見舞い」「寒中御伺」として贈ります。

お歳暮のお返しの金額の相場は?

お歳暮の品物の金額は約3,000円~5,000円が相場と言われていますが、お返しの相場はどれくらいが最適なのでしょうか。

お返しの金額の相場を間違えると相手に失礼にあたるため注意が必要です。

お歳暮を受け取った時のお返しの相場は、受け取った品物の半額から同じ金額程度が相場です。

受け取った品物より高い品物を選んでしまうと、来年から贈らなくても良いという意味になってしまうので注意してくださいね。

自分もお世話になっているからと相手よりも高い品物を贈りたくなってしまいますが、相手が負担に感じたり、または贈らなくても良いという別の意味に受け取られてしまいます。

このようなことから受け取った品物よりもやや低額の品物を贈ると相手の負担にならずにすみますね。

特に目上の人にお歳暮のお返しをする場合は、金額に注意するようにしましょう。

お歳暮のお返しに相応しい品物とは

お歳暮を受け取っていざお返しの品物を選ぶ時、どのような物が良いのか悩んでしまいますよね。

親しい間柄なら好みなども分かりますが、付き合いの少ない相手だと贈り物を選ぶのが難しいことがあります。

お歳暮の贈り物には、ハムや肉類、カニや魚介類、鍋物セット、アルコール類、コーヒー・紅茶のセット、日用品などが人気ですよね。

お返しも同じような品物を選んでも問題はありません。

食べ物では、和菓子や洋菓子類などの焼き菓子やお茶うけになるものがお正月のシーズンには最適です。

クッキーなどの焼き菓子なら日持ちも良く家族で食べたり、お正月にお客さんが訪ねてきた時に出せるので便利です。

お返しにおすすめな物

・焼き菓子類
・和菓子
・お茶やコーヒーなどのセット
・ハムやソーセージの詰め合わせ
・日用品

ちなみに、気持ちを込めて贈ったものでも、品物によっては失礼になってしまうものがあるので注意が必要です。

例えば、靴下やスリッパなど踏みつけるもの、ハサミや包丁などの刃物類、筆記用具などがあります。

また金券やギフト券なども喜ばれそうですが、経済的に貧しいというイメージになるので贈り物としてはふさわしくありません。

アルコール類を贈る場合は、相手のお酒の好みを調べてから贈るようにします。

良く飲まれているビールなども人によっては苦手だったり、銘柄にこだわっている方もなかにはいます。

それほど親しい間柄でないなら酒類を贈るのは避けた方が良いと言えますね。

まとめ

お歳暮のお返しについて紹介しましたが参考になりましたでしょうか。

お歳暮が贈られてきても特別なお返しは必要ありませんが、お礼状は忘れずに!

お返しをする場合は、いただいた品物の半額から同等の金額の品物を贈るようにしましょう。

年末は、多忙な時期でもあるので相手の負担にならないように時期を見計らってお返しをすると良いですね。

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